米スターバックスの実質的創業者であるハワード・シュルツさんが26日付で退任することに。
貧しい暮らしから、アメリカン・ドリームを掴み取ったシュルツ氏。
トランプ・キラーとして退任後の政界進出に期待の声が上がっています。
スターバックス創業者がトランプ・キラーになる?
米国では、シュルツ氏の政界進出に期待の声が上がっています。さらに、シュルツ氏は民主党支持者として知られ、『トランプ・キラー」としての期待も高まっています。
貧民街から身を起こして巨大コーヒーチェーンを築いたシュルツ氏に、米国が失いつつあるアメリカン・ドリームを重ね合わせる人も多いようです。
ハワード・シュルツさんってどんな人?
ハワード・シュルツ氏はユダヤ系ドイツ人移民の長男として産まれ、公営の低所得者向け共同住宅で育ちました。
父親が足を痛め一家が路頭に迷った時に、いつか自分が経営者になっても決して人を見捨てることはしないと心に誓いました。
スターバックスコーヒーの深い味わいに衝撃を受けたシュルツ氏は、質の高い接客を兼ね備えた自身のコーヒーショップを創業しました。その後に、スターバックスを買収し事業を拡大しました。
今後の見通しは?
退任後は「慈善活動から公職まで色々な選択肢を考えている」と発言しています。
2020年の大統領選出馬も取り沙汰され、トランプ・キラーとしても期待されています。