カナダのトルドー首相は、大麻の所持や使用を10月17日に合法化すると発表した。
既に南米のウルグアイでは解禁されているが、先進国とされるG7では初めての試み。
カナダの大胆な取り組みに、世界から注目が集まっています。
カナダ、10月に大麻解禁
カナダは大麻の所持や使用を10月17日に合法化。
嗜好用の大麻を国家として解禁するのは南米ウルグアイに続き2カ国目。
先進7カ国(G7)では初めての試みです。
トルドー首相 「犯罪組織の収入断つ」
カナダにおいて(大麻取引で)犯罪組織が、
年60億カナダドル(約5000億円)もの利益を得ているという推計もある。
また医療用大麻がすでに解禁されているため不法に入手しやすい環境。
これに対して国が管理することで、
把握が難しい不法取引を減らす狙い。
世論調査、賛成多数
「管理や罰則を強化することで未成年者の使用を減らすべき。」
という声がある一方で、
合法化で大麻がより入手しやすくなってしまう懸念。
大麻合法化後のカナダから目が離せません。
参考
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32066280R20C18A6FF2000/