【歴史謝罪は必要、不必要?】
イケメンすぎる首脳として世界中から注目を浴びる、カナダのジャスティン・トルドー首相。
政治家としての能力も高く、先日のG7サミットでも議長国として外交の場でも活躍しました。
そんなトルドー首相は就任以来「歴史に対する謝罪」を多く行なっており、それに対して国内でも分かれています。
日本も他人事ではない、歴史認識に関する問題。トルドー首相の歴史謝罪「騒動」について、ざっくりまとめました。
トルドー首相 繰り返す謝罪
2015年からカナダの首相を務めるカナダのトルドー首相。彼は就任以来、様々な政治関連の話題について謝罪を繰り返しています。
2016年にはインド系移民の入国一部拒否についてを謝罪。2017年は性的少数者の公職追放について、そして先住民に対する同化政策について。今年2018年にはユダヤ人受け入れ拒否について、無罪の先住民の指導者らの斬首刑についてと様々な面で「歴史謝罪」を行い続けて来ました。
ジャスティン・トルドー氏とは?
トルドー氏はカナダの首相を務めており、端正なルックスやリベラルな言動で注目を集めて来ました。
また、父であるピエール・トルドー氏も首相というまさにサラブレッドです。
彼は同様にフェミニストであり、内閣の官僚の30人は男女15人ずつで構成するという徹底ぶりも見せています。
5月18日のユダヤ人受け入れ拒否に対しての謝罪時には、「真実を認め、過去から学び偏見と戦い続けることが我々の責任だ。」と述べました。
周囲の反応は賛否両論?
そんなトルドー氏の行動に関しては賛否両論あるようです。
クイーンズ大学のエイクン准教授は、「(ユダヤ人の受け入れ拒否について歴史の汚点。謝罪は遅すぎたくらい」と謝罪行動に対して肯定的な意見を抱いております。
対して、「支持する有権者と離れる有権者が。若さや新鮮さといった利点は失われた。」「政府の役割は過去を正すことではない。今この時を正しい方向に導くことだ」などと否定的な意見も見られます。
歴史を認識することは必要不可欠ですが、それに関しての行動に関しては様々な意見があるようです。
どの国でも生じうるトピックであり、私も非常に興味深く感じました。
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