「身近な疑問」を「学生視点」でPOTETOメンバーが調査する『POTETOリサーチ』
記念すべき第一回は【マイナンバー】について調べました!
目次
何かと提出を求められるマイナンバー
アルバイトなどの経験があれば一度は経験する、マイナンバーの提出。
「通知カード」とかいうベラペラの紙を忘れたり、
マイナンバーの欄を埋め忘れてバイト先の上司から怒られた経験がある人もあるのでは?
そもそも、あの12桁の数字ってなんの意味があるんでしょうか。
あと、やけに取り扱いが厳重ですが、マイナンバーがバレると何が危ないんでしょうか?
マイナンバーって何?
マイナンバーは、日本に住所があるすべての人(外国人も含む!)が持つ12桁の番号です。
「いくつかの公共機関に存在する個人の情報が、同じ人の情報であることを確認する」ために活用されます!
例えば、社会保険料の負担軽減の対象かどうかを確認するため、「国の機関」と「地方の自治体」の間で情報のやりとりがありました。
しかし、それぞれの機関内では、住民票コード、基礎年金番号、健康保険被保険者番号など、それぞれの番号で個人の情報を管理していました。
そのため機関をまたいだ情報のやりとりでは、個人の特定に時間と労力を費やしていたのです。
次に具体的な「マイナンバーのメリット」について見ていきましょう。
マイナンバーのメリット 役所の作業効率化がメイン
内閣府の「政府広報オンライン」でマイナンバーの特集が組まれています。
そこで紹介されているマイナンバーのメリットは以下の3つ
役所の効率化
行政機関などで、さまざまな情報の照合などに費やしている時間や労力を大幅に削減!
国民の利便性向上
役所への申請のなどの際、提出しなければいけない書類が減るなど、手続がかんたんに!
公平・公正な社会へ
2007年2月に発覚した「消えた年金記録問題」(納められた記録はあるものの、その持ち主がわからない5000万件の年金記録が存在した)のようなミスが起こらないように!
マイナンバーがバレると何がヤバイ?
マイナンバーは厳重に管理しなきゃいけない!としきりに言われます。
自分に国から番号が与えられていて、その番号がバレてしまうと考えるとゾクゾクしてきますよね・・・
実際、マイナンバーがバレてしまった場合、どうなってしまうのでしょうか?
結論
マイナンバーだけ知っても、なんにもできない!!!!
Q5-5 アメリカや韓国などでなりすまし被害が生じていると聞きますが、日本のマイナンバー制度で同じような被害が生じるおそれはありませんか。
A5-5 アメリカでは、他人の社会保障番号を使って年金の不正受給や税金の不正還付を行う事例、韓国では、他人の住民登録番号を不正に入手し、海外からオンラインゲームに登録した事例などが挙げられます。 これらの事例については、両国の制度で番号の利用制限がなく、本人確認も番号のみによって行えることが発生の原因ではないかと考えられます。
日本のマイナンバー制度では、こうした海外の事例も踏まえ、マイナンバーの利用範囲を法律で制限し、マイナンバーを利用する際の厳格な本人確認も義務付けています。 万が一、マイナンバーが漏えいした場合でも、マイナンバーだけでは手続はできませんので、それだけでは悪用されません。(2016年2月回答)
マイナンバーだけでなにかの証明証が取得できるなどといったことはありません。
したがってマイナンバーだけで「なりすまし」などのリスクが生じることはないのです!
もちろん、漏洩したことで個人情報漏洩のリスクが高まっていることに違いはありませんので、
もし漏洩したと感じた際には、マイナンバーの変更を申請しましょう!
以上、意外と知らないマイナンバーについてのPOTETOリサーチでした!
参考
マイナンバー制度について(内閣府)
https://www.cao.go.jp/bangouseido/seido/index.html
政府広報オンライン 特集 社会保障・税番号制度〈マイナンバー〉
https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/mynumber/
マイナンバー、今さら聞けない基本中の基本(東洋経済ONLINE)
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