盛り上がりを見せているロシアW杯。
今大会から、試合を左右する新たなシステムが導入されました。
その名も、「VAR」(ビデオ・アシスタント・レフェリー)
どんなシステムなのか分かりやすくまとめました!
VARってどんなシステム?
VARとは映像テクノロジーを用いた最小限の介入で明確な誤審を回避するシステム。
主審が①重大な判定ミスを行なった場合②判定に関わるシーンを見逃した場合に用いられます。
対象となるシーンは「得点」・「PK」・「一発退場」・「警告、退場選手の特定」。
また公開判定として、スタジアム内の大型モニターに判定の様子が映し出されます。
「VAR」の導入で試合はどう変わった?
2018年6月16日に行われたロシアW杯グループリーグのフランス対オーストラリア戦で、
フランスのPK獲得が「VAR」によって行われました。
また2点目は同じく審判を補助するシステムである「ゴールラインテクノロジー」によって、
フランスの決勝点が認められました。
賛否両論のVAR
「VAR」の導入には賛否両論があります。
<賛成>
・より公平で透明なスポーツになる
・判定の精度は98.8%になるという検証結果がある
・大誤審を防げる歴史的な決断である
<反対>
・審判の能力が低下する
・選手や観客が審判をしなくなる
・誤審も欠かせないサッカードラマの1つ
サッカーへ次々と導入される新たなテクノロジー、あなたはどう思いますか。
コメントを残す