株式会社POTETO Mediaでは、若者団体「POTETO政治部-ZEXT-」を運営しています!ZEXTには現在130人を超える10,20代が集まり、政治をテーマに様々な活動をしています。
例えば、
- 毎週一回、あるテーマについてメンバー同士で議論(フラットルーム)
- 高校生を対象に政治をテーマにした出張授業
- SNSで情報発信などなど…
(ZEXTについての詳しい記事はこちら!)
そして今回、政治家へのインタビュープロジェクト「THE CHOICE」で、前内閣総理大臣の菅義偉さんにインタビューをしてきました!
目次
THE CHOICEって何?
THE CHOICEとは、若者から集めた質問を政治家の方々にぶつけるインタビュー企画です。日本のリーダーとして国を引っ張る大臣や政党の党首、各議員の皆さん。彼らは「これらの日本をどう導きたいのか」の VISION を持っているはずです。
私たちは、彼らの持つ”日本のVISION”にフォーカスし、若者目線から切り込んでいきます。日本のリーダーたちに”カンペ無し”で語ってもらいます!過去には岸田文雄さんや、河野太郎さん、泉健太さん、玉木雄一郎さんなどにご出演頂いています!
いざ、インタビューに向けて準備開始!
早速、質問を考えるべくZEXTメンバーでのミーティングを行いました。官房長官や総理大臣として国を背負ってきた菅さんに何を聞いたらいいのだろうか?メンバーからは、こんな質問が出てきました。
「総理大臣としてのやりがいや苦労を聞いてみたい!」
「たしかに!総理になるまでにどんな紆余曲折があったのか。学生時代の話も聞いてみたい!」
「せっかく『若者』として聞けるから切り込んだものも聞きたいよね!」
「おすすめのパンケーキとか知りたいかも(笑)最初にきいてみよう!」
前首相のオーラに固まる20代の若者たち
いざ迎えたインタビュー当日。撮影の準備を終えた議員会館の一室に緊張感が漂う中、菅さんがご入室され、名刺交換。
テレビでしか見たことのなかった前首相のオーラに若干怯む20代の若者たち。後からみんなに第一印象を聞くと、口を揃えて「最初は怖かった」と言っていました(笑)
ピクリとも表情が変わらないまま着席され、インタビューがスタート。菅さんの好物であるパンケーキの話から始まります。
パンケーキに出会う前は○○が好きだった!?
ーー菅さんは、なんでパンケーキが好きなんですか?(笑)
私は秋田の田舎で育ったので、パンケーキなんてものは食べたことがなかったんです。横浜に住み始めて、朝にみなとみらいを散歩してたら、やけに並んでる店があって。「bills」って店だったんですけど。なんだろうなって思って並んで食べてみたら、これがもう美味しくて。「こんなに美味しいものがこの世にあるのか」と驚きました。そこからハマったという感じです。
ーーパンケーキの前は何が好きだったんですか?
んん〜。プリンとかかな?
ーー甘いものがお好きなんですね。
それはそうかもしれないですね。いまでも月餅みたいなのは事務所に置いてあって、よく食べています。
政治家の原点は大学時代
ーー菅さんはどんな学生時代を送っていましたか?
私は農家の長男でした。当時は、長男が家業を継ぐのが当たり前だったんですけど、農家を継ぐのがイヤで(笑) 高校を卒業して上京し、町工場で2年くらい働いたんですけど、思い描いていた東京生活とはどこか違くて、こんなもんじゃないなって思ってました。それで、20歳で大学に入り、卒業後に民間企業に就職しました。そうやって働きながら、おぼろげに「世の中を動かしているのは政治なんじゃないか?」って思い始めたんです。でも、知り合いに政治家なんていませんから、大学の就職課か学生課に行って、「卒業生の政治家を紹介してください」ってお願いしました。今でも、あのときはよく行動したなと思います。
ーーその行動が原点として今につながっているということですか?
そうですね。人生は一回きりですから。自分の好きなこと、大事にしたいことをするためにはどこかで行動しなければならない。田舎から出てきてフラフラしていたときもありましたけど、そこから自分で気づいて行動した。そこから小此木事務所に入らせてもらって、政治家への道が開けた。そういう意味ではこのときの行動が原点にあると思います。
政治家の醍醐味とは?
ーー総理大臣までご経験された菅さんが思う政治の醍醐味ってなんですか?
我々政治家は「法律」をつくることができます。思ったことを形にできるというか。社会で問題になっていること、自分が問題意識を抱えていることに対して、法律という形で解決策を見出す事ができる。これがやはりいちばん大きいと思います。
ーー総理大臣としてたくさんの重要な意思決定をする上で、迷うことはないんですか?
もちろん、時には難しい決断をする必要があります。しかし議論がすでに終わった問題については、それ以上議論するのではなく、誰かが決めて進めなければならない。私は総理大臣として、自分の決定に自信を持ち、責任を持って実行してきました。
「若い人に感動を」オリンピック開催の背景
ーー2021年の東京オリンピックの開催可否については賛否両論がありました。
あのときはコロナウイルスが猛威を奮っている中で非常に難しい判断でした。しかし、私は「オリンピックには人々を前に動かす力がある」と確信がありました。1964年の東京オリンピックのとき、私はまだ若かったですが、あのときの感動と衝撃というのは鮮明に覚えています。「きっと今の若い人たちにもいい影響を及ぼすだろう。あの感動をぜひ若い人たちに味わってほしい。」そんな想いでした。
ーーきっとたくさんの若者がオリンピックに心動かされたと思います。最後に、もし生まれ変わったとしたらもう一度政治家になって総理大臣を目指しますか?
あんまり考えたことないですけど、でも今の道は間違っていないと思っています。総理を志すかは別にして、政治の道に進むと思います。
30分間のインタビューを振り返って
第一線で国を引っ張ってきた菅さんの話を生で聞ける貴重な機会。自分にとってもZEXTメンバーにとってもかけがえのない経験となりました。
テレビで見ていた菅さんは冷静でクールな印象でした。実際にお会いした最初の印象もイメージのままだった菅さん。しかし、目の前でお話しいただく中で感じたのは、国を背負った人の言葉の凄みと自信でした。
総理時代の意思決定については、「議論が終わっているものは総理大臣として決定を下し、導く必要があり、それを達成できる自信があった」と語られました。その言葉の奥には、メディア越しでは絶対に伝わらない力強さとみなぎる自信がありました。
自分自身もオリンピック開催の意思決定について、直接菅さんに質問する機会を頂きました。今回このような機会をいただいたことに改めて感謝したいと思います。
菅さんのインタビュー動画は、YouTubeで公開しています!ぜひご覧ください!
ZEXTでは、今後も政治家の方々へのインタビュー企画や、トークセッションイベントを開催予定です。お楽しみに!そして10,20代で、ZEXTにちょっと興味あるなという人はぜひ一緒に活動しましょう!
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